悩む

body { font-family: "游明朝"; } .entry-content { font-size:14px; }

遅くなりました

まだ今でも
風の音が
びゅうびゅう
聞こえています

今日は
朝から雪が降り
風も強い中

開店前から
たくさんの人に
並んでいただきました

そして
恐れていた結果に・・・

そう
並んでくださったのにも
かかわらず

整理券を
お配りした時点で
もう
13個分が
完売ということになってしまいました

9時
シュトーレン完売

という結果です

・・・・

そのあとも
お客さまにたくさん来ていただき

10時半ころには
パンも
ほぼ完売

がっかりして
帰られるかたも多く

今日は
開店前から
おひるすぎまで

3時間ずっと
謝っていたような気がします

電話も朝から
何十件も鳴っていて

ずっと出られずにいました

・・・・
悩みます

なにしろ
小さなお店です

ひとつひとつ
作っていたら
大量生産はできません

それでもなんとか
がんばって

夜中から
働いています

けして
わざと売り切れるように
しているわけではないのです

120%の力で
毎日奮闘しています

「ここは 予約しないと買えないの??」
とも
このごろよく聞かれます

「人気になっちゃって 行きづらい」
とも
言われます

そのどちらも
わたしたちが
本来
目指している
パン屋さんのかたちでは
ないのです

たくさんの人に
支持していただいて

とても
うれしいのですが

比例して
せつなく
悩ましい気持ちも
どんどん増えてしまいます

寒い中お待たせして
すみません

せっかく来てくださったのに
パンが少なくて
すみません

お電話いただいたのに
でられなくて
すみません

どうしたら
いいんだろう

毎日考えているのですが
一生懸命働くことしか
思いつかないのです

そして
みなさまの期待に沿ったパンを
提供できているかも
不安になってしまいます

「これだけ待ったんだから」
「こんなに遠くから来たんだから」

どんどんハードルが
高くなっているようで

そんなに
たいした
パン屋じゃないのに

こころの中は
複雑です

からだは
とても疲れているのに

あたまの中が
パン捏ね機みたいに
ぐるぐる回っております

それを察してか
次男の最近のくちぐせは

「おかあさーん だいじょうぶかーい」
です

なんだか
この日記を
暗いものにしちゃって
ごめんなさい・・・

原点に立ち返ると

わたしたちが
創業以来大切にしていることを

変えていかないこと

それこそが
すべて
である気がしています

みなさまに
どう感じていただけるか

別としても

原料にこだわること
製法を守ること
真摯に提供すること

売れているからといって
なにかをはしょったり
楽なように変えたり
しないこと

そこには
気をつけて
日々確認しています

はじめて
いちかわ製パン店のパンを
食べてくださるかたも

開店から
支えてくださっているかたも

ずっとかわらぬ
パン店

きっとよくなる
パン店に

どうぞ
お付き合いください

今日は
なんだか
こんな内容で
ごめんなさい

明日
まだ一日あるぞ!

一週間しめくくりの日曜日
精一杯
がんばります


なわとび指導
あやとびが難しい