夜
眠る前に
おとうさんは
パンの本を読みます
長男も
パンの本を読みます
「 花くん 5歳になったら
パン屋さんになるけ 」
「 おとうさんは
パンを売りよっていいよ
花くんが 仕込みとか全部できるけ 」
と
たのもしい発言です
ふだん
わたしと職人とで
新しいパンの話をしていると
次の日
「 きのう話しよった
あのパンはどれ？ 」
「 花くん 食べたことないから
予約で 」
と
パン屋をのぞいてから
登園します
しごと
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