9月が

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日曜日の

朝です

 

9月が

終わります

 

夏が

終わるころは

いつも

急ぎ足

 

夕の

すずしい風に

 

キンモクセイの香りが

ふわり

 

四季は

偉大なりです

 

お客さまと

秋を

話せることが

幸せです

 

もう

栗は

食べたかね

 

ことしのかぼすは

豊作やったよ

 

半年前に仕込んだ

味噌が

できたできた

 

銀杏を

今から

川で洗ってくるよ

 

など

など

 

パンを

買いに来るだけでなくて

 

それぞれの

お客さまの

いろいろを

 

少しずつでも

話してくださるのが

本当に

うれしい

 

さあ

今日も

 

今週最後の

パン店

 

いざ

いざ

いざ

 

ドイツパン

レモンとアーモンドの

彼です

 

北海道の

ライ麦農家さんに

そろそろ

会いたくなってきました

 

あのことも

このことも

話さないけん

 

なにしろ

パン店のライ麦を

好きでいてくれる

お客さまが

 

たくさん

いらっしゃって

 

それまで

苦手だったかたでも

食べてみたら

 

ライ麦って

美味しいんやね

かたくないんやね

 

口々に

言ってくださっていること

 

伝えたいなあ

 

農家さんの顔を

思い浮かべながら

パンを

作れること

 

とても

幸せです

 

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