今週は
なにしろ
パンと
パン店の
日記や窓に
なかなかに
翻弄させられた
一週間でした
7年前の
開店のときから
日々
記している日記
一週間ごとに
消えていくけれど
その日
そのとき
葛原に
行こうかどうか
迷ってくださるみなさまに
読んでいただけて
幸せな
窓
なにやら
インターネットの会社の
大きな
舵の切りかえにより
ぐるん
ぐるんと
さまよう体でありました
でも
そのことで
わかったことが
いくつも
あります
なにより
パン店のお客さまが
「シンプルなものが
いちばん いいもんね」
「質素こそ
されど なかなか大変なんやね
わたしは 複雑なのは好きやないけん」
と
共鳴してくださったことが
うれしかった
ここ数年
なるだけ
たくさんの人と
繋がることが前提の社会に
なっていると感じます
それが
生身の人と人との
やりとりではなくても
よい
様相
兄弟たちを
見ていても
わかるとおり
人と人とは
そんなもんで
できとるんではない
わたしたちが
願い
じっと
待っていたら
きっと
会いに来てくださるのではないか
そして
わたしたちも
つながりをもってくださる
さまざまな
ひとやことを
ちゃんと意識して
人知れず
行動せないけん
数字ではなく
不自然に誇示する
ネットワークでもなく
科学では
証明できない
こころの
つながりを信じて
これからも
日々
邁進してまいります
つい
昨日の土曜日も
少しのあいだ
お会いしていなかった
あの
お客さま
今週は
絶対に
会える気がする
この
大豆のパンを
きっと
気に入ってくださる
かならず
おすすめせないけん
と
ほんのりと
気にかけていましたら
やっぱり
ぴったり
会いに来てくださいました
何ヶ月ぶりだろう
うれしいことでした
こんなことが
よくある
パン店
ひとえに
みなさまが
わたしたちのことを
こころで
気にしてくださっているからです
この一週間で
なおさら
つよく
この方向に
進んでいこう
と
静かに
教えを得た
パン店です
みんな
みんな
本当に
ありがとうございます
今週
最後のいちにち
今日は
兄も
朝からいてくれます
がんばります
がんばれます
ありがとう
ありがとう