日曜日の
朝
しんと
しずかな
朝です
季節の
かわりめでも
草や
木や
風までも
日曜日を
いつも
意識しているかのような
独特な
朝
さて
今日は
どんな
すてきな一日に
なるでしょう
花を
見たいけれど
いや
いや
もうちょっと
待って
と
このころは
毎日
桜の木に
目がいってしまいます
ゆっくり
じっくり
春
楽しみたいものです
さあ
パン店は
今週最後の日
昨日までの
4日間も
いつもの
みなさまに
お会いできて
本当に
うれしいかぎりです
このパン
美味しかったよ
あのパン
好きだった
と
言ってくださる
パンを
また
作ることが
できる
そして
そのパンが
焼かれた週に
わざわざ
買いに来てくださる
その
すべてが
パン店と
お客さまとのあいだの
「会話」で
成り立っていること
シンプルなことのように
感じますが
これは
ものすごく
ものすごく
貴重で
大切なことです
「会話」なくして
なんでも
手に入る
社会になっている昨今
アナログな
方法で
みなさまと
パン店を
営んでいける
わたしたちが
大事にしていることを
心の底から
理解してくださっている
本当に
本当に
ありがたいことです
なにしろ
てんやわやな
パン店
長く
お話することも
むずかしいのですが
ひとこと
ふたことでも
むしろ
お話が
できなくても
来てくださること
買ってくださるパン
そのほか
さまざまな
雰囲気から
あの
お客さまに
届け届け
この
お客さまに
響け響け
と
願う日々
その
気持ちを
みなさまが
繊細にキャッチして
汲んでくださっているのだと
思います
本当に
ありがとう
いつも
来てくださって
ありがとう
困難な
状況に
何度も
挑戦してくださって
ありがとう
今日も
最後まで
しっかりと
がんばりたいです
長くなって
ごめんなさい
春が
すぐ
そこまでの
パン店
みなさまに
お会いできること
こころから
楽しみに
お待ちしております